「身長体重は標準、むしろ細いほうなのに、お腹だけが前に出ている」——男性のお客様から、よく伺うご相談です。体重計の数字は学生の頃と変わらないのに、スーツのベルトの上にだけ乗る。鏡で正面から見ると気にならないのに、横から見ると前に出ている。
この状態は、単純に「太った」とは少し違う背景を持っていることがあります。ここでは、考えられる5つの理由と、自分がどれに近いかを見分けるヒント、そして整えるときの順番を整理します。
理由1 姿勢で、前に押し出されている
デスクワークが長い方に多いのが、骨盤が前に傾いた状態(反り腰)です。腰が反ると、お腹が前に突き出た位置に収まりやすくなるといわれます。脂肪の量が増えていなくても、見え方だけが変わる。横から写真を撮ると分かりやすく、前ももが張っている方はこの傾向があるといわれます。
逆に、背中が丸まった猫背でも、お腹を内側から支える力が抜けて前に出やすくなるといわれます。反り腰・姿勢と体型のページで、詳しくまとめています。
理由2 体重の数字には、表れにくい
内臓のまわりにつく脂肪は、体重には表れにくいといわれます。体重が標準のままお腹まわりだけ気になる、という状態が起きるのはこのためと説明されることがあります。
ただし、触った感覚で見分けられるものではありません。「硬いから内臓脂肪」「つまめないから内臓脂肪」といった判断はできません。一般には腹囲が目安とされ、正確な評価には医療機関での検査が必要です。健康診断の結果や腹囲の数値を目安にしてください。
体重計の数字だけでは分からないことがあります。ただし、ご自身で判定することはできません。健康診断の腹囲や検査結果をご確認ください。
理由3 お腹まわりが、冷たく硬く感じる
ご自身のお腹と太ももを順番に触ってみて「お腹のほうが冷たい」「硬い」とおっしゃる方はいらっしゃいます。
ただし、お腹の見た目の原因を、冷えだけで説明できるものではありません。冷たく感じることと、お腹が出て見えることは、別の話として分けて考える必要があります。温めると楽に感じる、という体感そのものは大切にしたいところです。冷えと代謝・温活のページもあわせてどうぞ。
理由4 お腹を支える筋肉が、使えていない
お腹を内側から支えているのは、腹横筋などの深い層の筋肉です。姿勢を保つときや体を動かすときにも働いていますが、意識して使う機会は多くありません。
細い方ほど「鍛える必要がない」と考えて何もしないまま、という方もいらっしゃいます。なお、腹筋運動は種類やフォームによって使われる筋肉が変わります。回数を重ねることが、そのまま見た目の変化につながるとは限りません。
理由5 一時的な、お腹の張り
朝は平らなのに、夕方になると出ている。食後や、炭酸・早食いのあとに目立つ。こうした一日の中で変動する張りは、脂肪ではなく一時的なものであることがあります。
毎日同じように出ているわけではない、という方は、この要素が関わっているかもしれません。
張りの背景には、ガスや便秘、体に合わない食べ物など、さまざまな要因があるといわれます。張りが続く場合や、痛み・体重の減少などをともなう場合は、まず医療機関にご相談ください。
自分はどれか、見分けるヒント
ひとつに決まるものではなく、重なっていることがほとんどです。あくまで目安として。
| 横から見ると腰が反っている 前ももが張っている | 姿勢が関わっているかもしれません(理由1) |
|---|---|
| 体重は変わっていないのに、 お腹まわりだけ気になる | 体重の数字では分かりにくい部分かもしれません。健康診断の腹囲や検査結果をご確認ください(理由2) |
| 太ももより、お腹のほうが冷たい・硬い | そう感じる方はいらっしゃいます。ただし見た目の原因を冷えだけで判断することはできません(理由3) |
| 力を入れても、お腹を引き込めない | 支える筋肉が使えていないかもしれません(理由4) |
| 朝は平らで、夜に出る | 一時的な張りかもしれません(理由5) |
※ ご自身で確かめるための一般的な目安です。痛みをともなう場合や、短期間での急な変化がある場合は、まず医療機関にご相談ください。VISUAL LABOは医療機関ではありません。
整えるときの、順番
VISUAL LABOでは、施術をこの順番で行っています。一般的な体づくりの原則としてお伝えするものではなく、当サロンの施術手順です。
- 01温める
冷えて滞っているところを、深部から温める。ここを飛ばすと次が進みにくいといわれます。 - 02ゆるめる
温まって動きやすくなったところを、手技でほぐす。固まりをといてから動かす順番です。 - 03動かす
使えていない深い層の筋肉を動かす。自分では意識しにくい部分なので、ここに外からの働きかけを使います。
気になる部位や当日の状態を伺いながら、あてる場所や強さを調整します。
VISUAL LABOの考え方
VISUAL LABOの60分 BODY MAINTENANCEは、お腹まわりの高周波30分+HYPER EMS 30分という構成です。高周波で深部から温めてゆるめ、スタッフの手技を挟み、仕上げにHYPER EMSでお腹の筋肉へはたらきかけます。上の01→02→03を、そのまま1回の流れにしたものです。
施術はすべて横になったまま進みます。運動が苦手な方、お仕事帰りでスーツのままの方、体力に自信のない方でも受けていただけます。食事制限をお願いすることもありません。新橋駅から徒歩3分、男性専用・完全個室です。
※ 一般的な体のしくみの解説です。医療行為ではなく、効果・感じ方・変化には個人差があります。すべての方に同様の結果をお約束するものではありません。
