40代に入って、体重はそれほど変わっていないのにお腹まわりだけ前に出てきた。スーツのボタンの位置が変わった。ベルトの穴はそのままなのに、座ると苦しい。
20代のころと同じように食事を減らしても、同じように走っても、以前ほど戻らない。そういうお声をよくいただきます。
ここでは、年齢で何が変わるのかと、何から手をつけるかを整理しました。
「年齢で代謝が落ちる」は、少し正確ではない
よく言われる説明ですが、2021年に科学誌『Science』で報告された研究では、総エネルギー消費量も基礎代謝も、除脂肪体重とあわせて20代から60代までおおむね横ばいだったとされています。8日齢から95歳までを二重標識水法で測定したもので、低下が再び始まるのは60代ごろから、年あたり約0.7%と報告されています。つまり40代は、年齢そのもののせいで勝手に落ちていく時期ではないということになります。
では何が変わるのか。筋肉量と、生活のほうです。
では、なぜ太るのか
代謝が年齢で勝手に落ちないのなら、なぜ40代でお腹が出るのか。順番に見ると、こうなります。
- 筋肉の量が減っている。 代謝は体の大きさ、とくに除脂肪体重に比例します。筋肉が減れば、消費する量も減ります
- 動いている時間が減っている。 活動で使われるエネルギーは1日の約30%とされます。ここは生活がそのまま出ます
- 食べる量は、それほど減っていない。 むしろ会食や飲酒は増える時期です
つまり「年齢のせいで落ちた」のではなく、「筋肉と動く時間が減ったぶん落ちた」ということになります。原因が年齢なら打つ手はありませんが、筋肉と生活なら、手の入れようがあります。
筋肉量は、意識しないと減っていく
筋肉は使わないと減っていくといわれます。20代のころは部活や遊びで自然に動いていたものが、40代では意識して時間を取らないと動かない生活になります。
基礎代謝のうち骨格筋が占める割合は約22%とされます。筋肉が減れば、その分の消費も減ります。年齢ではなく、動かなくなったことが効いています。
生活のほうが、大きく変わっている
40代は、仕事の責任が増え、座っている時間が延びやすい時期です。会食や外食の回数も増えます。睡眠時間は削られがちです。
20代と同じ食事量でも、動いている量が減っていれば、差し引きは変わります。変わったのは体ではなく、1日の中身ということがあります。
なぜ「お腹だけ」なのか
体のどこから変わるか、どこに付きやすいかには個人差があり、男性はお腹まわりに表れやすいといわれます。
加えて、座っている時間が長いと骨盤が後ろに倒れ、背中が丸まった姿勢になりやすいとされます。この姿勢では、同じ体型でもお腹が前に押し出されて見えます。体重が変わっていないのにお腹だけ出てきた、という感覚には、この見え方の部分も含まれていることがあります。
くわしくは痩せているのにお腹だけ出る男性へでも整理しています。
食事を減らすより、筋肉を減らさない
20代は食事を減らせば戻りました。40代で同じことをすると、筋肉も一緒に減ることがあるとされます。そうなると消費が下がり、戻りにくい状態に近づきます。
極端に減らす方向ではなく、たんぱく質を確保しながら、動かす時間を作るほうが現実的です。
座っている時間に、手を入れる
1日の中で一番長いのは、たいてい座っている時間です。1時間に1度立つ、椅子に浅く座らない、通勤でひと駅歩く。小さいことですが、15時間の積み重ねになります。
記録は2つだけ
体重とウエスト周囲径を、週1回、同じ条件で。朝起きてすぐ、同じ服装で測ります。
体重だけ見ていると「変わっていない」と感じますが、ウエストが動いていれば進んでいます。40代は変化がゆるやかなので、数字が2つあると続けやすくなります。
VISUAL LABOの位置づけ
ここまでの整理をまとめると、40代で減っているのは年齢ではなく、筋肉の量と動いている時間です。であれば、やることは「動かす」に尽きます。
ただ、40代で運動の時間を新しく作れる方は多くありません。仕事の責任が増え、会食が入り、睡眠が削られる時期です。「動かしたほうがいいのは分かっているが、時間がない」というのが、実際のところだと思います。
VISUAL LABOは、そこに横になったまま筋肉を動かすという選択肢を置いています。高周波(MystiCore)で深部から温めてから、HYPER EMSで、自分では動かしにくいお腹まわりの筋肉を動かします。施術を受けるにあたって、特別な運動や食事制限はお願いしていません。ただし体型には生活習慣も影響します。
運動の時間が取れる方は、取っていただくのが一番です。当サロンは運動の代わりではなく、時間が取れない方のための選択肢です。会食が多い方や、仕事帰りに短い時間で整えたい方にご利用いただいています。
お体の状態によっては、ご利用いただけない場合があります。くわしくは安全にご利用いただくためにをご覧ください。
※ VISUAL LABOは医療機関ではなく、施術は医療行為ではありません。効果・感じ方・変化には個人差があり、すべての方に同様の結果をお約束するものではありません。
